こんにちは!
子どもデザインアカデミー事務局の内田です。
6/17(土)に保護者向けの「お悩み相談会」を開催しました。
初めての試みとして「保護者向け相談会」を開催しました
4月に進級・進学で環境の変化があり、5月の連休明けでどっと疲れが出て生活リズムが狂ってしまう。
さらに6~7月は気候の変化が激しく気持ちが不安定になりやすい・・などここ数ヶ月はお子さんがなかなか落ち着かない時期ですよね。
春になってから「学校への行き渋りが激しくなってきた」「GW明けから不安定になり落ち込むことが多い」などの理由でレッスンを休みがちなお子さんも増えてきました。
日々の生活ではわがままや癇癪(かんしゃく)が多くなるなど、お子さんのちょっと困った行動が増える時期かもしれません。
親御さんたちは不安定なお子さんを支えつつ、たくさんの悩みや葛藤を抱えて日々子育てと向き合っていることと思います。
そんな親御さんのために「何かしたい!」と考え、6/17(土)に初めての試みとして「保護者向け相談会」を行いました。
話を聞いてもらえてスッキリしました!とご好評でした
私の息子は現在小学4年生で、自閉スペクトラム症(ASD)、注意欠如・多動症(ADHD)、協調性発達運動症(DCD)の診断を受けています。
自身の子育てに悩んでいたときに、子どもデザインアカデミーの母体である発達凸凹アカデミーで「子どもの発達インストラクター」の資格を取得しました。
自分の子育て経験やインストラクター活動などの経験が、子どもデザインアカデミーの保護者に向けても活かせるのでは・・と思い、今回相談会を企画しました。
相談会ではこんなお話が出ました。
(親御さんに許可をいただき、個人が特定できないような内容で掲載しています。)
- 子どもから直接見せてくれることはないけど、先生からの添削で子どもが描いたイラストを見られることを楽しみにしている。レッスンを重ねるごとに、イラストが上達してきていると感じる。
- 子どもが通う学校へのサポートについて一度担任の先生と相談をしたが、理解を得られなかったので諦めてしまっている部分があった。
- 「学校ではみんなと同じようにできないことがあったり、勉強について行けてないことが悩み。学校に行くだけでもがんばっているから、それ以上の期待をしないで欲しい」と子どもに言われてしまった。
などなど、子どもデザインアカデミーでのレッスン内容に限らず、お子さんの学校の様子など様々なお話を聞くことができました。
親御さんの気持ちを受け止めつつお話を伺い、こちらからアドバイスもお伝えしました。
「周りに同じような子育てをしている方がいなかったので、話を聞いてもらえてスッキリしました」と言っていただけて今回相談会をしてよかったと感じました。
私も息子の習い事で悩んだ経験がありました
ここで私自身の経験を少し・・
息子が年中からプールに通っていたのですが、1年くらい経った頃から行きしぶりが始まりました。
当時はあまり知識もなくどう対応していいか分からなかったため、子どもの気持ちに寄り添うこともできず、時に「行きたくない!」と泣き叫ぶ息子を抱きかかえて無理やり連れていったこともありました。
「他の子は楽しそうに来ているのになんでうちの子は・・」そんなことを考えて辛くなったこともありました。
どんどん行き渋りが激しくなってきたのと、私自身のメンタルも限界になったため、しばらくして退会しました。
そんな時に子どもの様子を話せたり、私の悩みを聞いてくれる人がいたら少しは気持ちが楽になったかもな・・と今振り返って思うことがあります。
そんな自分自身の経験もあるため、発達の気になる子の習い事を続けていくためには親御さんのメンタルの状態もすごく大事だなと思っています。
もちろんお子さんの気持ちが一番大切なので、お子さんのその日の状態によってレッスン中に途中で自由に退席OKにする、レッスンへの参加が難しい場合には本人の気持ちが戻るまで休会をする、など子どもデザインアカデミーでは柔軟な対応をしていますのでご安心ください。
今後は保護者へのアンケートなどを行い、親御さんへのサポートをより充実したものにしていく予定です。
保護者会は今後も定期的に開催していきますので、楽しみにしていてくださいね!